学校や病院には子供や病人がたくさんいます。人の目をかいくぐり、不審者が紛れ込むと大きな事件に発展するニュースが少なくありません。

学校や病院などの公共施設での問題点は、人の出入りが激しい点にあります。
警備員を配置したり、保護者の方が登下校時に付き添うなどの対策をとっている場合でも、多くの人が出入りするのですべての人を監視することは不可能です。

特に学校では、事件が生徒たちの心に与える影響の大きさが問題になっています。最近では学校など公共施設を狙った凶悪犯罪も多いため、何らかの対策が必要です。その対策の一つとして、防犯カメラや防犯システムを導入する施設が増えてきました。

泥棒被害やイタズラのほかに、生徒を対象とした犯罪が増えています。人の目だけでは監視できない部分が必ずありますので不審者が入り込まないように、死角を監視できるシステムが侵入対策や防犯対策として必要です。

ここでは、「学校」「保育園・幼稚園」「病院」の3施設を例に挙げて説明いたします。
それぞれ下記のボタンをクリックしてください。
 
  • 学校
  • 保育園・幼稚園
  • 病院
※学校にカメラを取り付ける場合、生徒のイタズラの対象になることがあるため、カメラをハウジングケースに収納するタイプやイタズラに強いタイプを選ぶ必要があります。


不審者の侵入経路として使われる可能性のある校門や裏門、通用口などに大型のカメラを設置し不審者を監視・威嚇しましょう。
場合によっては各階の廊下にも設置することで、不審者がどこへ向かったのかを監視できます。


生徒たちの自転車へのイタズラ・靴の盗難も少なくありません。子供達に不安を与えず健康的に生活してもらい、保護者にも安心して送り出すことができるように、駐輪場・下足箱へのカメラ設置は必須と言えます。


プールでの悲しい事故も少なくありません。指導している教員の方以外にも職員室のモニターで常に映像確認ができるようにしておくことで、指導教員の方も身が引き締まり、有事の際には証拠映像にもなります。

夏の深夜などに不法に入り込みプールを利用する者もいます。交代で録画チェックをすることで不法侵入者のパターンも調べることができます。


部活中で無人の部室に侵入し生徒の貴重品を窃盗する犯罪もあります。部室前をカメラで抑えることでこれらの被害を減少し、有事の際は証拠映像として残ります。





様々な人が出入りをする正門は、不審者が侵入してきてもなかなか気づきません。
園庭に隣接していることが多く、園児への危険が多い場所です。
正門に防犯カメラを取り付けることによって、威嚇にもなり抑止にも大きな効果があります。


園庭は園児たちが活発に遊びまわる場所です。最近では保護者様とのトラブルなども多く、怪我などの万が一のトラブルに備え、映像を記録しておくと便利です。
後から園児たちの行動がいつでも見られるので、今後の保育にも役立ちます。


お昼寝中のSIDS(乳幼児突然死症候群)などが問題になっています。
防犯カメラを取り付けることによって、常に監視ができるので安心です。
保育様子など記録ができるので、今後の運営の参考資料にもなります。
遊戯室では子供たちのボール遊びなどが考えられるため耐衝撃設計のドームカメラが最適です。


重要資料が多い事務室・職員室。最近では、個人情報保護の問題もありセキュリティー面には特に気を使う必要があります。
また、職員の管理・指導にも大きく効果を発揮します。


車上荒らしやイタズラから、職員の車を守るのは当然のこと。保護者様の車を守ることも考えなければいけません。
送迎バスの乗降時の事故もよく聞くお話です。どんな時でも状況を記録していることが大切です。
防犯カメラと合わせてセンサーライトでの光の威嚇も効果的です。



ここ数年、侵入者によるイタズラも、器物破損、飼育動物の殺害など凶悪化してきています。園児の命を預かっているため、侵入者による危険物の設置、毒物の混入などに対しても最近は多くの園で対策を考えられるようになってきました。

物質的な被害だけでなく、職員や園児の方が受ける心の傷、保護者の方に与える動揺など精神的なショックへの対応も重要な課題です。このような事態が起こる前に、事前の対策が重要です。

例えば、防犯カメラの設置により不審者の侵入抑止にもつながります。また、防犯カメラの映像を録画していれば、有事の際には重要な証拠にもなります。
どこの保育園に入園させようか検討中の保護者の方からも、このような防犯対策をしているということは非常にプラスの印象を与えることとなります。

大切なお子様をお預かりする保育園や幼稚園には、安全対策は不可欠です。




毎日、不特定多数の人が出入りする場所です。人の動きを監視し、患者さんに紛れて侵入する不審者に対し威嚇効果を発揮します。


診察受付に対するクレームの際の証拠映像や、医療費支払いの際の確認映像のために設置します。


診療時間内の患者状況を確認できると共に、夜間の入院患者さんの徘徊、不審者の侵入の確認にも使用できます。


事務室にはPCデータや患者カルテなどの個人情報が保管されているため、不審者の侵入はもちろん、社内不正がないか威嚇・監視のためにカメラを設置します。


麻酔などの様々な薬品が保管してある薬剤室は、盗難、持ち出し防止のために設置し、犯罪を起こしにくい環境を作り、侵入抑止・防犯効果を高めます。

※特に個人情報の漏洩薬品の盗難などは二次犯罪に使われるケースが多く、厚労省も管理の徹底を呼び掛けています。
薬品盗難などの物理的被害だけでなく、個人情報の漏洩は施設の信用問題にまで繋がりますので特に注意が必要です。


患者さんの車の接触事故等の記録、車上荒らし対策としても役立ちます。屋外用のカメラは侵入者への威嚇効果が非常に高く、防犯対策をしっかりやっているというアピールにもなります。




病院は、入院患者を守るだけでなく薬剤の管理・個人情報の管理のためにも防犯カメラを設置する必要があります。

不正に薬剤を持ち出されたり、個人情報が持ち出されたりすると信用問題に関わります。
こういったものを持ち出す人間は外部の侵入者とは限りません。様々な人を監視する意味でも防犯カメラの設置が必要です。

このため、防犯カメラの設置場所としては、薬剤の保管場所・カルテなどの保管場所が考えられます。待合室にもカメラを設置することで夜間の監視だけではなく、日中の患者さんの状況を把握することで人員を最小限に配置する指示がスムーズになります。

この他には、侵入者の監視のために侵入経路になりやすい玄関・廊下・通用口などに防犯カメラを設置します。
新生児室がある場合は、新生児の連れ去り対策として新生児室への設置も必要でしょう。

このような監視システムを導入したあとに大切なことは、システムの仕様についての訓練を行うことです。監視システムを付けているだけの場合、コンセントが抜けていたために記録が全く残っていなかったという例もあります。
導入後は操作する人員を決め、しっかり運用できるように訓練を行うことが大切です。





※設置したい場所をクリックして選んでください。